「在宅勤務」を英語で「work from home」と表現する理由
「在宅勤務」はなぜ英語では「work from home」なのか?
ヒットを狙う書籍のタイトルっぽくなってしまってますね(汗。。)
なぜ「work at home」ではなく「work from home」なのかをアメリカ出身の社員に解説してもらいました。
「家で仕事する」と言う意味で使うとどちらもOKだと思いますが、昨今の世の中の事情を考えると働き方によって「work from home」と「work at home」のどちらを使うかが決まります。
ポイント!
どこを中心に仕事をしているかによって「from」と「at」を使い分ける
例えば、普段は勤務先に出社して仕事する人が一時的に在宅勤務する場合は「work from home」と言います。
なぜかというと、社員の多くが家で仕事をしている場合でもやはり仕事の中心は本来であれば社員同士が集まって働く会社であったり、レストランや商店であったりするからです。
また、在宅で働くフリーランスの場合でも「work from home」が適切なケースがあります。完成したデータや資料等を会社やクライアントに納品する場合、たとえば、在宅で作業する翻訳者を例に挙げると、納品物の所在は自宅よりも会社や取引先が中心となるのでfromの方が正しいと言えます。
では、「work at home」はどのようなケースで用いられるのでしょうか?
自宅兼店舗のように自宅で何らかのビジネスや仕事をしている場合など、家を中心に働いていると「at」の方が自然な表現と言えます。
英語に限らず、外国語を話すときについつい日本語の感覚で考えてしまいがちですよね。
今回のように前置詞ひとつの使い方からも、ネイティブが話す英語の感覚を感じとってもらえると幸いです。
次回も仕事関係で使える英語表現をご紹介しますね!
お楽しみに~!