言語処理学会(NLP2019)@名古屋大学 ドキドキスピーチの結末は!?
2019年3月12日(火)~ 3月15日(金)の4日間にわたり、名古屋大学にて「言語処理学会第25回年次大会(NLP2019)」が開催されました。
今年はなんと1,000名以上の参加者をお迎えし、会場はたくさんの人の熱気に包まれていました!
名古屋大学は名古屋駅から地下鉄でおよそ20分と、アクセス良好なうえ、改札口を抜け階段を上がると、すぐ目の前が今回の会場だったので、キャリーケースを持って移動をしていた私にとっては、とてもありがたかったです(*^_^*)
春の訪れを感じるには、まだまだ寒い風が吹く中、大学内で春を見つけました♪
一面に咲いた菜の花です!
四国の地元を出て、はや数年…
この数の菜の花を見たのは初めてかもしれません。
会場内に入り、ブースの準備に取り掛かります。
テレビでCMを流している国内外の企業を含め、国内ネット通販最大手の研究部門、プロ野球球団を所有するIT企業など、名だたるスポンサー企業が出展しています。
各企業、言語処理に関する様々な製品・サービスを出展していました。
そんな中、目を惹かれたのが「お見合いロボット」です!
お見合いロボット…
ロボット同士がお見合いをするのかと尋ねたところ、
「なんでやねん!」
と爽快な突っ込みをいただきました。
なんでも、このお見合いロボットはお見合い中、男性側、女性側、それぞれ一体ずつロボットを置いてロボット同士で話をさせるのだそう。
ロボットには事前にお見合い者の年齢・趣味などのプロフィールを記憶させておくそうです。
人見知りや、恥ずかしがりな人にはピッタリのロボットですね。
(人間の横にロボットがいて、そのロボットが話をしている姿はシュールです。)
会話のはじめをロボット同士にさせることで、お見合い中のネタにもなりますよね!
斬新ですごいアイディアだと思います。
軽い雑談を交えながら挨拶をしていると、話題は、夕方に開催されるスポンサーイブニングの事に。
スポンサーイブンニングとは、大学生・院生を対象に各社が30秒間のスピーチを行えるスポンサー特典で、いかにして言語に関するプログラミング知識を持つ学生をリクルートするか、各企業短い制限時間内をフル活用し、自社をアピールします。
「30秒で何を伝えることができるのか」
これが今回のスポンサーのみなさん共通の課題のようです。
弊社はこのイベントにゴールドスポンサーとして参加しました。
本番の時間がやってきました。
出番直前まで心の中で練習を繰り返します。
30秒を過ぎると、鐘が鳴り、スピーチ途中であっても次の企業と交代しなければなりません…。
制限時間内にスピーチを終えることができた企業には会場から拍手が沸き起こります(笑)
穏やかなムードで、イベントが進行する中、出番がやってきました!
ちなみに順番は最後、大トリです。緊張!
ふぅーと深呼吸して登壇し会場内を見渡すとすごい人の数。
1) 1980年代から言語処理を専門に行っています。
2) 自社で翻訳エンジンを開発していることが、高電社の強みです。
3) 辞書や対訳コーパスの作成もしています。ブースに是非来てください!
よし!残り時間6秒。
「スポンサー・・・」と言いかけて血の気がサッと引きました。
言い間違いです。正しくは「インターン」と言いたかったのです。
どうしよう…頭の中はパニック!
すぐさまひときわ大きな声で、
「インターンも募集中です!」
リンリンリンと終了合図を告げる鐘が鳴りました。
なんとか30秒以内に収まったようです。
会場の皆さまから拍手を頂き、初めてのスポンサーイブニングは無事?終了♪
各企業、趣向を凝らした発表をしており、3カ国語で企業紹介をしていた出展社もありました!
翌日、言語とプログラミング能力を兼ね備えた学生さんが、展示ブースを尋ねてくださり、就職に関するお問い合わせを受けました!
今年は、ブースにて多くの就職に関するお問い合わせを頂き、学生さんの言語処理に対する熱意を感じることができたのと同時に、私ももっと頑張らなければ!と刺激を受けたのでした。
来年はどんなイベントが待ち受けているのか、今から楽しみにしています。
弊社は、この展示会で対訳コーパスのご紹介をさせていただき、言語処理に関する研究に携わる皆さまから、様々な貴重なご意見・ご質問を頂戴することができました。
会場にていただいたご質問に関しては、順次お返事させていただきますので、少々お待ちくださいませ。
弊社ブースにお立ち寄りいただき、誠にありがとうございました。
~編集後記~
帰りに名古屋名物「味噌煮込みうどん」を食べました♪
このしっかりした麺の歯ごたえ、芳醇なお味噌の香り漂うスープ!
白いご飯と一緒に食べたら、それはもう美味しかったです。
今度は名古屋めしを食べに、観光に来たいなぁと思いました。