大手航空会社のマイレージ規約がたびたび (旅々!?)変更で、私は参る…
読者の皆さま、こんにちは。高電社のブロガーKです。
実は、ある大手航空会社のマイレージ規約がたびたび(旅々?あっ、違うか。)変更されています。
ひと昔前は、複数の国や地域が一つのグループ(確か、同社のサイトではエリアと呼ばれていたはず)にまとめられており、そのエリア内であれば往路と復路が異なっていてもマイレージを利用した特典航空券を使用することが可能でした。
たとえ往路と復路のルートが2都市間の単純な往復であってもなくても、往復で予約さえすれば良かったのです。
それが、少し前に2都市間の単純な往復に限定されると同時に、片道で特典航空券が利用できるようになりました。
当然ながら、必要となるマイレージは片道分なので、これはそれなりに納得がいく変更だったと思います。
電話による予約やその変更が有料化されたのも、確かこの時期だったと記憶しているので、マイレージ利用の制度が徐々に厳しくなっていると感じ始めていました。(この時点では同社Webサイトでの変更は無料。)
ところが、2018年後半に入ってからの変更は、さらに手強いものに。
まず、ひとたび(ひと旅?もうええって!?)予約した特典航空券は、Webからの予約変更でさえ有料に。
これはイタイ!
旅行の予定なんて、大まかな日程は決めてあったとしても、最終的に確定するのは日が近づいてから、というケースは多いはず。
特に、大型連休に特典航空券を利用しようと思うと、とりあえず空席のある日程で席を確保したうえで、日程や便を前後させながら微調整するという作戦が有効だからです。
ムムム。。
これに加えて、つい最近、さらに恐ろしい規約変更が起こりました。。。
これまで、エリアごとに必要なマイレージは、日程を問わず一律に定められていました。
一例を挙げると、日本と韓国の往復は1万5千マイル、中国往復は2万マイル、などです。
それがなんと、日程や空席状況に応じて「上下」する仕組みが導入されたなのです。
具体的には、2019年4月27日(土)出発、5月1日(水)帰国で、東京と香港を往復しようとすると、12月25日の時点では往路で3万4千マイル、復路で1万3千マイルが必要、と表示されます。
往復では4万7千マイルとなり、以前の制度の2倍以上のマイルが必要となり、「これがホントの参る」な状況ではないですかね。
これはもはや上下という表現ではこと足りず、高騰と呼ぶのが適切なレベルでは?
まあ、以前は春の大型連休や年末年始は、特典航空券が利用できない日と定められていたので、その点は改善されたことになります。
実は同社のWebサイト、かねてから不具合が多く、新規の予約を○月△日に入れようとして検索した結果、「空席あり」と表示される旅程でも、既存の予定をその日に変更しようとすると空席なしと表示されるといった現象が起こっていました。
そのため、私は何度かコールセンターに連絡する羽目に。
私 : Webサイトで日程を変更しようとした時の動作が、どうも不思議チャンなんですよね〜
オペレータ : あははは!
って、ウケすぎやんか!
まあ、私だけでも何度かこのようにコールセンターに電話をかけ、Web経由ではなく、人の手で予約を変更してもらっていたので、システムの改修費や人件費が割に合わなくなってきたのかも?
ということで、当面は少し先の日取りの旅程を、ベストな当てずっぽうで入れる能力が必要になりそうです。
そして、必要な費用を支払ってでも予約を変更するか、マイルをそのままムダにするかを決めることになるでしょう。
いずれにしても、さすがは大手企業、あの手この手を駆使してマイルの利用(もしくは消滅)を促進させるための策を打ち出してきます。
とはいうものの、決して顧客の不利になる変更だけではなく、同時になにかしら顧客に「この点は良くなったね!」と思わせるプランも提供してくれているような気がします。
きっと、優秀なマーケティング担当者や経営企画担当者がいらっしゃることとお察しします。
もし、このメルマガをご覧の方の中にいらっしゃるようでしたら、私は声を大にして言いたいです。
来たれ、我が社へ!
※ 類似する能力をお持ちだと自負される方を含む
ということで、また次回、マイレージや旅行、出張ネタがありましたら、お届けさせて頂きますので、どうぞよろしくお願い致します。