外国人観光客にも人気の京都 訪問中に珍しい幻の生き物に出逢いました!

先日、上司と外出中、京田辺駅から坂道を登っていると、足元に何か光っているものを見つけました。
その光沢感から、釣りの時に使うルアーのようにも見えます。
何か分からず、見つめていると上司がすぐさま「玉虫や!」と一言。本当に驚きです!
玉虫=幻の昆虫というイメージがあったので、最初は信じられませんでした。
調べてみると、私たちが見たのは「ヤマトタマムシ」という種類。想像以上に大きいんですね。

玉虫と言えば、玉虫厨子が有名ですよね。
法隆寺の大宝蔵院に展示されている名宝中の名宝です。
装飾に玉虫の羽を使用していることからこの名前がついたと言われています。
飛鳥時代の工芸品ですから、現在は残念ながら羽はほとんど残っていないようです。
当時の状態を再現しようとしたレプリカが、何度も制作されてきたそうで、とてもあざやかな色を放っていました。
(参考:朝日新聞) http://www.asahi.com/culture/news_culture/OSK200803010095.html

玉虫は緑、赤、黄、紫、青色と見る角度によって色が変わります。キラキラしていて本当にきれいで、クジャクの羽みたいです。
虫に遭遇しこんなにも感動を覚えるのは初めてでした。 玉虫を見たら何か良い事が起きそうなので、また会いたいです!
この後安全な木の所に返しました♪

このことを社内で話していると、50代の社員がタマムシを見たときの話を聞かせてくれました。
小学校低学年の時に、大阪市内で近所の家の壁にへばりついているのを、そのとき一緒にいた兄と見たのが最後とのことでした。
大阪市内にも玉虫を見ることのできた時があったんですね♪
私は四国の田舎育ちですが、玉虫を見たのは今回が初めてでした!
皆さまも珍しい昆虫を見かけた経験はありますか?(^_^)あれば是非教えてください♪
では、また次回のブログでお会いしましょう!