早稲田大学で開催された【International Workshop on Spoken Language Translation(IWSLT2017)】に参加しました

2017年12月14日(木)~15日(金)に早稲田大学で開催された「International Workshop on Spoken Language Translation(IWSLT2017)」の出展レポートをお知らせします。

弊社からは「Android対応 音声認識+翻訳アプリ」を出展しました。
このアプリはスマートフォンに向かって文章を話すと瞬時に音声認識を行い、翻訳、そして音声合成による読み上げをするコミュニケーションアプリで、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語の全方向翻訳に対応しています。

当日、ブースをご訪問頂いた方からたくさんの関心、質問を頂きました。
その中でも特に好評だったものが音声認識の速さについてです。
速度向上の秘密はアルゴリズムにあります!

従来は、音響モデルや言語は統計や人の手で作るのが一般的でしたが、近年はニューラルネットワークが発達したことによりDNN(深層学習)の方法でモデルを作ることが可能になりました。
その結果、音声認識の速度、精度の向上に成功したというわけです。

実際にこのアプリを使用してみたところ、本当に音声認識の速度が速く驚きました。
ニューラルネットを活用するにあたり、今後ますますの音声認識、翻訳精度の向上に期待が高まりますね!

また今回の学会にてご来場者様とお話する中で、
「会議中の翻訳ツールや議事録作成ツールとして活用したい」
「言語を選択しなくても、音声から言語を自動検出できる機能がほしい」
など翻訳、音声認識に関する様々な課題・ニーズを伺うことができました。

各社各様のご要望に対して、高電社では最大限のお手伝いができるよう今後とも日々の活動に精進して参ります。

以上「International Workshop on Spoken Language Translation(IWSLT2017)」の
出展報告でした。
弊社ブースにお立ち寄り頂いた皆様、誠にありがとうございました。